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おやじによる
おやじブログ

2025.04.09不動産のこと

過去の洪水浸水被害地を売買しました

2019年の台風19号により

長野市北部地域を襲った氾濫流により

住宅の全壊や浸水被害が相当数発生しました。

一番インパクトに残った映像は

新幹線の車両基地が被害にあい

浸水した新幹線の映像が

全国ニュースで最初に流れた場面ではないでしょうか。

今回契約させていただいた長野市豊野も

千曲川支流の浅川の堤防を越えて流入した氾濫流により

住宅の2階部分まで浸水してしまった場所です。

同じ長野市内ながら会社があるエリアは

洪水ナザードマップが白地エリアですし、

私が住む町も0.5m未満のエリアである為

当時は全く被害がなかったので

不謹慎ながら実感がありませんでした、

現地で売主様から実際に襲った水流の恐怖感を聞くと

今さらながら身体が震えてきました。

今回その浸水被害に遭ってしまった住宅を解体し

更地で販売しておりましたが

無事に購入者様がきまり決済することができました。

浸水被害地なので売却できるかどうか不安ではありましたが、

買主様には被害状況を売主様から正確に伝えていただき

納得のうえでの売買契約となりました。

買主様の決めてとしては、

土地面積が100坪と広々としていながらも

相場よりも低く価格が抑えられたことで

住宅にまわす予算が多くとれたことが良かったとのことで、

洪水の件は心配だが、

今後いつ起きるかわからない災害は

何処に住んでも心配しなければならないし、

そんな心配ばかりしていれば一生不動産は買えない、

というある意味での開き直りがあったとのことです。

重要事項説明書にも洪水状況を記載させていただき、

また説明時にも可能な限り正確な状況をお伝えすることで

買主様の不安を少しでも払拭してあげたことも

よかったのかなと感じます。

新たに2物件豊野町で土地売却案件をお預りしましたので

今後もブログ等で紹介させていただく予定でおりますが、

他にも豊野で洪水被害に遭われた

不動産を所有されるお客様がおりましたら

ぜひ相談して下さい。