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おやじによる
おやじブログ

2025.04.17おやじチャンネル

心に響く深く悲しい物語の紹介です

2006年4月から5月にかけて
秋田県内で起きた児童2名殺害事件は
たいへんショッキングな事件でした。
うち1名は母親が我が子を
自宅近くを流れる川の橋の欄干から投げ落とすという
凄まじい事件でもあり、
その後のワイドショー等で
悲劇の母親としてのインタビュー風景なども連日放映されたた
毎日釘付けでテレビを観ていました。
涙を流しながら我が子の死の真相究明を訴えておきながら
インタビューには喧嘩腰で怒鳴ってみたり、
「人を殺める」という丁寧な言葉を使ったかと思えば
急に激高してべらんめえ口調になったりと
そのチグハグな口調や服装には
違う意味で興味をひいたものでした。
我が子が亡くなりマスコミが連日追いかけて最中、
更に近所に住む子供が何者かに殺害される事件が起き、
その事件でも容疑者として名前があがり騒然としました。
真相はいったいどこにあるのか
日本国民全員の目がテレビに釘付けになっていました。
 
今回紹介する本はこの事件が題材となっている内容で
かなり事実に基づいた内容ではないのかと思います。
何故に我が子を殺めることになり
更に近所に住む児童まで手にかけてしまったのか
その心うちはこの本人にしかわからないものですが、
その生い立ちや家庭環境が深堀りされており
真実が明らかにされていく様が心に響く物語です。
実際の犯人は無期懲役囚として今も服役しており
その後の様子は報道されていませんが、
幼少期からの壮絶ないじめがその原因ではないかとも言われています。
薄れていくこの恐ろしい事件を風化させない為にも、
またいじめがどれほど恐ろしいものなのかを教える教育現場でも
りあげて良いと思われる一冊ではないでしょうか。
皆様にもぜひ手にして欲しい本を紹介させていただきました。