結婚により御主人との新生活をする為
御両親と長い間住んでいた実家を離れてかなりの時間が経ちました。

近くに住んでいるので折に触れ
自分の家族を連れて実家の様子を見てきましたが、
お母さんが亡くなり、時をおかずしてお父さんも見送ることになりました。

子供は自分１人だけなので残されてしまった実家をどうしたら良いか、
という方から相談をいただきました。

ついこの前まで両親が住んでいた住宅なので、家具家電は勿論のこと
布団などの生活用品も一式残ったままでも住宅を売却することが出来るのか
心配で心配で仕方なく夫婦喧嘩の種にもなってしまっているそうです。

亡くなった御両親は時々『孫にこの家に住んでもらえれば嬉しいな』
と言われていたそうですが、その孫は ２人ともに長野市を離れ遠方に住んでおり
「私（俺は）は長野に帰らないよ」と宣言されているそうです。

御主人と一緒に苦労して手にいれた現在のマイホームもあり
どうした良いものか迷ってしまう、とのこと。

相談者（相続人）さんにしてみれば
自分たちの仕事もあるのに更に実家の片付けまでしなけらばならいかと
想像すれば心配で仕方ないとのこと。

特に高齢方の家には「どうして使わずに仕舞っておくの？」
というものが沢山残されています。

私のお袋もそうでしたが、自分は古くなった布団を使っているのに
タンスの奥には何時貰ったかはわからない新品の羽毛布団が仕舞ってあったり、
揃いの茶碗・お皿も沢山仕舞ってありました。

この相談者の親御さんも同じらしく、相当な生活用品が残されているそうです。

ですので、これらの物を片付け更に廃棄に行くには何日あっても足りないことは
容易く想像できる事なので 喧嘩の種になってしまうのもわかります。

まあ喧嘩も良いですが、
先ずはその家を確認しない事にははじまりませんので同行して室内確認です。

建物自体は昭和の終わりに建てられた家ですが、
丁寧に使われておりリフォームをすれば立派に中古住宅として 再販売可能です。

家具家電を残したまま一般の買主さんに売却する事は出来ないことを
相談者さんに説明し、納得いただいたうえで
当社にて物件を買い取りさせていただく事をお約束させていただきました。

家具家電生活用品を残したまま当社にて買取することも可能ですが、
少しでも買取金額を高くする為に、相談者さんに、
家具はリサイクルショップの方に来ていただき引き取りいただくことや、
家電製品は利用できそうな ものは自分の家で利用することを
アドバイスさせていただき気持ちだけではありますが、
買取金額の増額もすることができました。

ただし、絶対に残さないでいただきたのは、『仏壇（位牌含め）』、
『神具（お神札含め）』『写真』です。 実家を相続し、
誰か親族に住まわせるか、売却するか、第三者へ賃貸するか、
お悩みの方どうぞおやじ不動産に お気軽に相談下さい。

『買取』もさせていただきますのでどうぞお待ちしております。