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おやじによる
おやじブログ

2021.07.29不動産のこと

購入予定の土地に井戸がある場合は

夏といえば怪談。怪談といえば「井戸」が定番ですが、

井戸が残っている土地って時々遭遇 します。

 

もともとが農地であり近くに用水路が無い場合や

自宅に先祖伝来の井戸が掘られていたりと、

その深さや規模に差はあるものの井戸が残る土地はあります。

 

もし購入したいあるいは購入した土地に井戸がある場合にはどう対処しましょうか。

 

昔から井戸を埋める時にはきちんとお祓いを行い井戸が息をできるようにして

井戸の解体を 行わないと「たたり」があると噂されています。

 

お祓いもせずに埋めた人が実際にたたられたかどうかは判りませんが、

日本には古来より 「水は神様が宿っている」と信仰されてきました。

 

神社やお寺に参拝に行くと手や口を清める「手水舎」があります。

 

両手を清め口をすすぎ この事により心を清めて参拝する、という意味があります。

(現在はコロナ感染予防の為休止している神社やお寺が多くありますが)

ひねれば水が出る時代では考えられない事ではありますが、

昔の人にとって水は本当に貴重で 大切なものでありました。

 

そんな大切な水をくむ為に頑張ってきた井戸を

何のお祓いも施工もしないで埋めてしまえば

「たたりがある」と言われるのもうなづけます。

 

では購入したいあるいは購入した土地に井戸がある場合には

神主様により先ずはお祓いをして いただきます。

 

タイミングとしては旧住宅の解体時や新築の地鎮祭時などで良いでしょう。

 

事前に建物施工会社 を通じ井戸があることを

きちんと伝え井戸のお祓いをしたい希望を伝えて下さい。

この時もし施工会社が「井戸だけのお祓いはしなくても大丈夫ですよ」と

回答があった場合にはその施工会社に?をつけたほうが良いですね。

 

事後に何かあった時「あ~やっぱり井戸のお祓いをいなかったからだ」と

後悔しないように 事前に神主様にはお祓いをしていただき、

施工会社には井戸の息抜き施工をしていただきお祀り しましょう。

 

費用は神主様により違いはあるものの解体のお祓いや地鎮祭費用とは

別に納めた ほうが自身も気持ち良いですね。

 

敷地内に井戸が残っているから住宅を建てられないわけでもないですし、

必ずたたりがあるわけ でもないので心配は不要なのですが、

土地の神様や水の神様に対して「ここに住まわせていただきます」 と

心を込めて祈願することがとても大切なことですね。`