イベント情報イベント情報

おやじによる
おやじブログ

2022.12.09不動産のこと

公園が「嫌悪施設」になってしまうかも

長野市内にある比較的大きな公園が
近隣住民から寄せられる多くの苦情により
閉鎖になるとの新聞記事が出ていてたいへん驚いた。
不動産業界では物件広告には
「〇〇公園徒歩△分にあります」
的な物件紹介を多くみかけ、
またお子様がいる消費者の方も
公園が近くにあるメリットを享受しています。
そんな良好な施設と思われていた公園が
まさかの嫌悪施設になってしまう
可能性が出てくるような、
「公園の廃止」
今後の不動産業界でも注目すべき事例です。
昔と違い「子供の遊ぶ声がうるさい」
感じる方が多いと、
いろいろな記事で見かけるケースがありますが、
公園を廃止するとは
今後どのような流れになっていくのでしょうか
 
仕事の都合で夜勤の方の場合には
「さあこれからゆっくり寝るか」と布団に入った瞬間に
子供たちの遊ぶ声がうるさいと感じてしまうかも知れませんし、
病気療養で自宅でお休みになっている方も
やはりうるさいと感じてしまうかも知れません。
私も自身が子育て真っ最中の時には
子供と一緒になって公園で遊んでいましたが、
他の子供も含め
「うるさい」と感じたことはありませんでした。
しかし子育てが終わってしまうと、
あの賑やかな声は耳に張り付いてしまう感じがします。
これを毎日毎日聞かされてしまえば
「うるさい!」となってしまうかも知れませんね。
 
「公園が近くにあります」がアピールポイントで
物件選考されていた賃貸派も売買派も
これからは「公園」に代わるポイントで
物件選考が必要になる時代がくるようです。
また、不動産業者は良い意味での「公園」ではなく、
もしかしたらクレーム対象となってしまう可能性を含めての
「公園近く」にしなければいけない時代がくるかも知れません。
いずれにしても「公園の廃止」によって困ってしまうのは子供です。
家の中でゲームをしたり、
YouTubeを楽しんでいても、
外で遊んで来なさい」とは言えない時代がみえてきました。
 
温かな気持ちで子育てを応援してあげたいとは
誰しも思うことでしょうが、
何か良い対策があればいいのですが・・・・。