イベント情報イベント情報

おやじによる
おやじブログ

2022.11.16おやじチャンネル

こだわりの家は中古市場では売りづらいかも

憧れのマイホーム。
土地を選定するのも、
家の間取りや外観を考えるのが
一番楽しい時間です。
嫌々探す、考える、という人は
まずいないと思いますが、
楽しい時間が過ぎてしまうと後は
何十年と続く長い長い住宅ローンが始まります。
でも考えようによっては
「今月でこの柱分の返済が終わった」
「今年でこのキッチンは我が家のものだ」
という解釈もできます。
しかし、残念なことに
全額ローン返済が終わらないうちに
自宅を手放さなければならない
というケースもあります。
親と同居するために自分の家は売却する。
転勤になってしまい
戻ってくる可能性が低いので売却する。
残念なことに勤務先が倒産してしまい、
あるいは役職が変わってしまったりなどにより
給与が減額していまい売却する。
様々な理由により折角のマイホームを
売却しなければならないケースがあり、
のような時には不動産会社に売却の依頼を行い、
売却金額の査定を受けますが、
物件のなかには
「こだわりが強すぎる」お宅もあります。
他の人と同じような間取りはどうもな〜あ、
他の人と同じような外観はどうもな〜あ、
様々な気持ちから、
「この間取りどうやって使うの?」
この配置じゃ車どうやって駐車するの」
と第三者から見て
使い勝手のあまり宜しくない住宅も見受けられます。
吹き抜けがおしゃれだからと
玄関を吹き抜けにしたら寒くてたまらない、
2階リビングにしたら
お客さんが来た時面倒で困った、
ロフトを作ってみたけど
天井低すぎて荷物の出し入れがかなりたいへん、
等々こだわりはかなり強く感じますが、
さて万人受けはするのか。
所有者さん自身が住んでいる間は
所有者さん一家はきっと
使い勝手も良いのでしょうが、
いざ売却となって場合には
新しい買主さんがそのこだわりを
どこまで許容できるかです。
このこだわりは中古市場に出た際には
価格に反映出来ず、
場合によりマイナスポイントになってしまう
可能性もあります。
夢のマイホームは
「こうしたい。ああしたい。」が詰まり
相談するハウスメーカーの担当者も
請負金額が増えていくので、
どんどんと相談に乗ってはくれますが、
あまりにも普通とかけ離れてしまうと、
いざ売却」となった場合には
売りづらいという反面もあることを
心に留めておいて下さい。