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おやじブログ

2020.02.13おやじの活動報告

「空き地になっている・・・」相談会 ご報告

本来2月15日に開催する予定の
「空き地になっている土地をなんとかしたい」相談会でしたが
本日この相談に来店いただきましたお客様の報告です。

 

相談会内容が来週ですのでと言って
お帰りいただく無粋な真似はできませんので
まずは評判の お茶を一杯お飲みいただくことに。

相談者さんに詳しくお聞きすると、
1991年(平成3年)に開催決定された世紀のイベントである
長野五輪を見越して先行投資で長野市内のとある土地を不動産屋から仲介で購入したとのこと。

その土地は市街化調整区域にある土地なのだが、
購入時に仲介した不動産屋曰く「長野市は必ず五輪に 立候補するから、
今のうちに安い土地を購入しておきなさい」と調整区域にもかからわらず
結構な金額 で購入されていました。

平成3年当時、世は不動産バブルは弾け経済もどん底を迎えていましたが
不思議と長野市だけは不動産が 値上げしていた状況は記憶にあります。
『どんな土地でも買っておけば値上がりして倍になる』なんて
夢のような話しを怪しい紳士たちが もちまわっていました。

この相談者さんもそんな不動産屋に踊らされて調整区域の土地を買ったはいいが
いつまでも経っても 市街化区域には編入されないし
土地の値段も買ったときよりどんどん下がってしまうし、で慌てたの でしょうね。

跡取り息子さんもいるが遠方で生活基盤を築いてしまっているので
自宅さえどうなるかわからない状況で、
「親父が生きてるうちにいらない土地はきちんと処分しておいてよ俺は引き継がないよ」と
私が普段 言っている通りの内容で注意をされてしまったそうです。

先日も掲載されたおやじ不動産の新聞記事を読んで
「不動産の終活」をして息子さんに「負動産」を残さない ように
『不動産の生前整理』をしたいのぜひ力を貸して欲しいとのことです。

市街化調整区域の土地なので
すぐに「はいわかりました。売却できますよ。」とは回答できませんでしたが
明日以降長野市役所で詳細を調査しどのように動いていくか
方針を決めて打合せをさせていただくことで 本日の相談は終了させていただきました。

言っては失礼ですが素人が不動産でひと儲けできるほどこの世界は甘くはないのですが、
それをあたかも 簡単に出来るように説得してしまう不動産屋がいるから
「不動産」になってしまうのでしょうね。

今日の相談者さんも勇気を振り絞って相談にきていただいたと思いますから
一生懸命に御要望に応えるられる ように努力していきます。