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おやじブログ

2022.11.02おやじの日常

宅建35点合格?はっきりせ~い!!

今年も不動産業界人最大のイベント
「宅建試験」が終わりあとは
合格発表を待つのみですが
その合格点がどうもはっきりしない様子です。
35点と発表している会社もあれば
大手学院は37点と発表し、
「どっちなんだかはっきりしてくれ~」
というのがボーダーライン上の受験生の本音です。
私が受験したふた昔前の昭和61年は
合格点は50問中7割の35点」
はっきりと発表されており、
受験生皆が35点を目指していました。
まだまだ頭も柔らかく、
かつ髪の毛も「ふさふさ」まではいかないものの
少しは生えていた青年時代の昭和61年10月19日
寒い日曜日に長野吉田高校での受験を
昨日のように思い出します。
 
学年下から数番目の優秀な成績で
やっとこさっとこ卒業した高校から、
高校の大OBである方が副社長をしていた
県内有数の某大手内装会社に
副社長枠で入社させていただきましたが、
当時住んでいた借家を追い出され、
借家ではなく自分の家を持ちたい一心で
不動産業界を目指し6月末で退社し、
10月の宅建試験日に向け
一日10時間以上の猛勉強を重ねます。
過去問や予想問題は、
ほぼノーミスでクリアしてきたので
少しの余裕はありましたが、
当日の問題を開けて⁉玉手箱。
全く予想もしていない問題が出ているではないか。
いったん問題を閉じ大きく深呼吸してから再開。
先ずは業法をしっかり、
その後に民法、
税法法令上の制限・・・と解き、
一度答えた問題は
絶対に解き直すな!!」と心に誓い、
解けていない問題のみ再アタックし全問一応回答し、
問題への回答を書き写します。
当時は回答できた人から
帰宅して良いルールだったので
時間を30分程残し、
ほかの受験生から驚きの声を浴びながら途中退席。
心の中では「大丈夫かな?」
「大丈夫!」を繰り返
自宅に帰っても「心ここにあらず」です。
当時から大手学院で回答発表をしていましたが、
自分で見に行く勇気がなく、
兄に問題を託し冷や冷やドキドキで待つこと1時間、
携帯電話なんて無い時代で公衆電話から
「37点だったぞ」の連絡。
35点で合格と聞いていたので
この瞬間に合格は確信でき、
約4ヶ月の短い受験勉強は無事に幕を閉じました。
長野冬季五輪開催前に、
スピードスケートを「みずすまし」
形容し大問題となった
主催者吉村午良長野県知事から
合格証書を頂き今日に至ります。
36年も前のまだ23歳当時の良い思い出ですが、
一年に一度しかない試験はたいへん重く
本当に一生懸命勉強をしなければ合格できないものです。
毎年の合格率のバランスから
35点が35点前後になってしまった「宅建」ですが、
今年はいったい35点なのか37点なのか
「はっきりせ~い!!」ですね。
そうこうしている間には
「賃貸不動産経営管理士」試験もありますので
あともう少し頑張りましょう!