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おやじによる
おやじブログ

2023.10.16おやじの日常

流行りの業種に乗ったばかりに

昔からその時々で流行りの業種があるが
飲食関係の流行は移り変わりが
特に激しく感じる。
ついこの前オープンして開店時には
行列までできていたパン屋さん
既に閉店をしていたり
いつの間にか店名が変わってしまっている
ラーメン店があったりと
ブームになり記憶にある限りでは、
白いたいやき、タピオカ、
高級生食パン等であり
一度は手にしたことはあるものの、
次にまた買いたいという気持ちは
何故かおこらず、
一度で終わってしまう。
ほとんどの店はフランチャイズ方式で、
法人格が副業で開店したり、
人生を賭けて脱サラし
個人オーナーとして開店したり、
と開店の方法はさまざまであるが、
残念ながらほとんどの店が現存していない。
よく目立つインター線にあった
台湾カステラ店も
二年ほど前にオープンし警備員さんが
駐車場の整理にあたるほど盛況であったが
残念ながら閉店した。
法人が副業で営業し撤退するぶんには
今後その会社が投資分を
本業で賄っていけば済むことではあるが、
個人で借金して開業してしまった人は
たいへんだ。
オープン当初は黙っていて
お客さんが次から次に来店してくれ
月商数百万円なんてこともザラにあり、
FC本部から
「この調子なら是非もう一店舗出店しましょうよ!」
なんて調子の良いことを囁かれ
ついその気になって複数店舗のオーナーになり、
国産軽自動車から高級外車に乗り替えてしまい、
ついこの前までのサラリーマンの自分が
嘘のような生活に変わってしまう。
しかしこのブームは何時までも続くものではなく
だいたいが2〜3年で過ぎ去ってしまい
いつの間にか閉店することに。
個人オーナーはその後に残った借金問題で
所有する外車を売り払い、
場合によってはマイホームまで手放すことに。
私も過去には「コインランドリー」を
開店しようと物件を探し、
どこのFCに加盟するかを
真剣に検討したこともあります。
今となってはこれほど店舗が増え
更にはガソリンスタンド併設や
ショッピングモール併設等の店舗も出来てきたので
恐らく開店していたとしても
今頃は閑古鳥が鳴き
借金生活になっていたと思います
流行りのお店もブームに乗り
その状況を維持できれば良いのでしょうが、
個人が自分の人生、
家族の人生を賭けてまで開店するかは、
じっくりと話し合いを重ねないと駄目です。
開店しようかどうか迷っている人は
どうかFC本部の「上手い話しや成功体験」
ばかりに耳を傾けないようにして下さい。