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おやじブログ

2019.02.13不動産のこと

レオパレスの建築法令違反でアパート経営に暗雲が!!

こんにちは。

おやじ2人で毎日頑張って営業中!

おやじ不動産こと不動産屋リアルト長野の

樋口 正志  です。

 

 

賃貸住宅建設大手 レオパレス21 

やってはいけないことをやってしまいました!!

すでに新聞、テレビ等で連日伝えられていますが、

アパートの外壁や天井などで建築基準法の規定を満たしていない施工物件

全国で1,324棟 見つかったとのことです。

このことでレオパレス21の深山社長が記者会見を行い、関係各位に対し謝罪しておりましたが、

何故こんな大事になる前にもっとしっかり調査したり対策をしたりしなかったのでしょうか。

 

レオパレス21は前身の企業名から平成元年にMDI(深山ミヤマのM・デペロップメントのD・

インターナショナルのI)に社名変更後、平成12年現レオパレス21という社名になった

賃貸住宅業界の大手企業です。

しかし昔から業界では「レオパレス物件の生活音は半端なくうるさい」と有名で、

隣接室のテレビの音はもちろん、話し声、果てはオナラの音までが筒抜けだと言われていました。

実際に契約して住んだ事が無いので正確なところはわかりませんが、工事に携わった人に

聞いた話しだと、上下左右の壁は『ベニア板1枚だけ(!!!)』だとか・・!

これはウワサの域を出ていなかった都市伝説のような話しでしたが、今回の建築基準法違反の

内容をみればウワサは事実だったことが分かりましたね!おそろしや・・。

会見では自分達は知らぬ存ぜぬ的な発言を繰り返していましたが、この経営陣は自社が施工した

アパートに住んだことは無かったんでしょうか??

社員があれだけいるんだから1人くらい「自分の会社のアパートに住んでるけど音うるさい!」と

声をあげる人がいなかったんでしょうか?!(不思議すぎるぜ!)

しかもこの引っ越し難民が社会現象化している春の引っ越し繁忙期に

「あなたが住むこのアパートは違反アパートだから引っ越しをして下さい」なんて

会社の都合で急に言われても入居者の方は困っちゃいますよね。

 

先日、今話題の映画『七つの会議』を鑑賞してきましたが、この映画の内容も偽装問題を

取り上げていて、今回の建築法令法偽装問題と重なることが非常に多く感じました。

このレオパレス問題は今後も長期間尾を引くと思いますし、入居者の方は勿論、

建物所有者の方も大変なご苦労をされることと思います。

都会の場合はわかりませんが、長野市の場合にはレオパレスを斡旋する不動産業者は

ほとんどおらず、どのようにして入居者を探し斡旋しているのかさえ判りませんが、

入居者減により建物所有者さんへの家賃保証も見直され、もしかすると保証打ち切りという

最悪な場面を迎えてしまうかも知れません。

 

今回の建物偽装により残念ながら、あえてレオパレスに住みたいという入居者さんは

皆無だと思われますし、退去者も増加してしまうのではないでしょうか。

「空き地があればアパートを建てて貸しましょう」の時代は過去の話しと、

このブログでも何度も言わせていただいておりますが、賃貸住宅経営は既に飽和状態で

暗雲が広がりはじめているのです。

❝オーナーさんは何もしないで建物だけ建てて下さい。❞

❝あとの運営は私たちがいたします。❞

❝オーナーさんは通帳だけ眺めていただければ結構です。❞

なんて甘言を信じて自身の財産を提供してはダメです!!!

自分の命は自分で守ると同じく、自分の財産は自分で守りましょう!

判らないことがあれば遠慮なくお聞き下さい。一緒に頑張りましょう!!

 

それでは~。

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