おやじによる
おやじブログ
2022.01.13不動産のこと
退去時の原状回復工事費用には要注意を
大学生活も残すところあとわずかとなり
住んでいたアパートを引っ 越す方や
社会人の場合には転勤や在宅ワーク等
勤務環境の変化により、
到来してきました。
賃貸物件からの引っ越しに伴う
お悩み項目としては
「 退去時の原状回復工事」
ではないでしょうか。
国土交通省が定める
ガイドラインが策定された事により
昔よりは借 主負担は減ったものの、
まだまだトラブルになるケースが多いと聞きます。
当社での経験からは
それ程多くの退去トラブルはありませんが、
過去にあった事例ですと、
契約者は誰しも知る報道機関の法人契約でしたが、
「お前の言った事を全て記事にしてやる!!」
入居者は新築で入居し、
室内全ての部屋で喫煙(夫婦ともに)し、
「これは経年劣化だ」 とわめき散らし
挙句は記事にすると脅してきました。
その場から長野支店の総務担当者に電話をいれ、
物件まで来ていただくようにお願いし、
一緒に退去立合を行い
自分達の「 過失」を認めていただきましたが、
個人契約であったらと考えると
本当に恐ろしい出来事でした。
これは借主側が無茶苦茶な暴言を吐いた事例ですが、
賃貸人、 管理会社、補修業者などから
恐ろしい目にあった方も沢山いるのではないでしょう か。
現実に私自身も子供が関東圏で
賃貸物件を借りいざ退去になった時 には
その時に備え最初からかなり身構えていました。
何故ならネットで調べるとどうも
その管理会社の退去精算に関して
事前にかなり予防線を張っていました。
1ヶ月前の退去連絡は電話対応の日時間、
退去立合時には担当者の名刺を預かり、
全て記録にとる勢いでいましたが、
ほんの5分程度で終了し、
「 ハウスクリーニング費用〇万円だけ負担して下さい」
で立合は終了です。
原状回復費の考えをお聞きしたところ、
私が入居時に貰った物件資料に傷、汚れ、
また写真も撮影されていた、ので
ハウスクリーニング費用のみを請求した、 とのことでした。
実際にこれが全てなのか、
定かではありませんが、
皆様も参考にしてみて下さい。
無茶苦茶な原状回復費用を請求する大家、
法務省のガイドラインも是非参考にして下さい。
ただし、こんな傷や汚れはダメですよ。