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おやじによる
おやじブログ

2020.05.01地域のこと

大好きな信州の山も今は『ステイホーム』で入山自粛でお休みとなってしまいます。

おやじの山登り(トレッキング)とは違い
本格的な登山をする人には楽しみな春山シーズンが 到来しました。

例年のGWであればそろそろ松本駅を中心として
たいへんな数の登山者の方が長野県へと足を 運んでいただき、
登山、温泉、食事にと、正しく観光産業県であります長野県にとっては
有難いお客様です。

ただ、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の恐れから
『ステイホーム』が合言葉になり可能な 限り自宅で過ごして下さい、
と長野県の阿部知事も盛んにお願いをしています。

山小屋の休業、登山口駐車場封鎖、登山道封鎖等を施し、
『今は長野県の山を楽しまないで』と
各種媒体を通じ毎日毎日お願いをしています。

そんななかで、4月25日に八ヶ岳連峰・阿弥陀岳近くで遭難した
東京都内からの登山者の方に 感染症の疑いが浮上し
結果が陰性と判断されるまでの2日間
この救助にあたった長野県警山岳 救助隊員10人前後が
自宅待機を余儀なくされてしまう事案が発生しました。

このことにより
『山岳救助 機能しない恐れ』の可能性が出てしまいました。

長野県には登山者の心を掻き立てる
数多くの素晴らしい山があるのですが、
残念なことにその 山の数に比例せず、
救助ヘリもパイロットも不足しているのが現状です。

平成29年3月には長野県消防防災ヘリコプターが墜落し
9名の尊い命が失われる事故も発生 してしまいました。

救助隊の方も防護服を着用しての救助ではあるものの
その恐怖感は通常時の何倍にもなり心労で
体調を崩してしまうかも知れません。

このところ天候も良く絶好の登山日和だとは思いますが、
どうかここは辛抱していただき感染症 拡大の恐れがなくなるまで
我慢していただければと思います。

 

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