おやじによる
おやじブログ
2020.08.19おやじチャンネル
入居者さんが目にする共用部だからこそ早めに汚れをキレイにしましょう!
管理会社に言われるがままアパートの室内は
多額の費用をかけて一生懸命リニューアルをしているのに、
現地見学に行けば共用部の廊下、
階段が汚い物件を多く見かけます。
「大家さん、今どきはシャンプードレッサーあたりまえですよ」
「大家さん、今どきは和室の物件なんて流行らないですよ」
「大家さん、カラーモニター付きのドアホンじゃなきゃ駄目ですよ」
「大家さん、大家さん、大家さん、・・・・」
管理会社からの要求は止まりません。
確かに最新設備が揃った部屋の方が借りる人も喜びます。
ただ、これ程の設備を重ねていけば家賃に跳ね返っていかざるを得ません。
近隣には次々と新築物件が建設されていき競争は激しくなるばかり。
自分の物件をリニューアルして家賃増額を目論んでいるのに、
新築でも同じ位の家賃設定をされてしまえば、
弥が上でもお客さんは新築に流れてしまいます。
当社では昭和時代の木造アパートを所有しています。
未だに和室と洋室の2DKタイプの間取りですが、
退去はここ10年程ありません。
設備は最新ではなく、
洗面はシャンプードレッサーでもなくお風呂の中にありますし、
「ピンポ~ン」のチャイムですが、
家賃を抑えてWiFi無料にしたり、
ガス会社さんに協力を仰ぎ追焚式給湯へ変更したり、
草取りや階段清掃は定期的に専門家にお願いしています。
最新設備への投資も良いですが、
その前にそれ程の費用をかけずに出来ることから始めてみませんか。
特に夏は蛍光灯に蜘蛛の巣が張り巡らしていたり、
虫が蛍光管にへばりついていたりしていかにも
「掃除してません」がバレバレになってしまいます。
こんな物件にお客さんを見学に連れていけば「この部屋でお願いします!!」
なんて嬉しい返事は貰えるわけもなく、
せっかくリニューアルしたお部屋も宝の持ち腐れ状態です。
今回施工した作業は「床の剥離洗浄」という
素人ではなかなか難しい作業ですので専門家にお任せいたしましたが、
普段からほうきと塵取りがあればできる作業もありますので
時間を見つけて共用部の清掃にも力を入れていきましょう。
いまの管理会社に不満がある大家さん。おやじを頼ってみて下さい。