イベント情報イベント情報

おやじによる
おやじブログ

2021.06.19おやじチャンネル

せっかく家賃値下げ交渉までしたのに(;´д`)トホホな事例

居住用にしろ事業用にしろ

賃貸物件での「家賃の値下げ交渉」はよくある出来事です。

仲介する立場にすれば

一日も早く契約者さんを見つけることが、

依頼を受けている貸主さんへの恩返しです。

その為物件案内をして

「あと〇〇円下がれば契約したいんだけど」

なんて言われたら速攻で貸主さんに報告し

協議をさせていただきます。

この交渉をする大前提として不動産屋は

「値下げになった場合には契約の申込をしていただけますね」

と案内者さんに再確認をしていますので、

貸主さんにも案内者さんにも双方ともに

メリットがあるようにしなければいけません。

この交渉後スム-ズに入居申込をいただければ

交渉した甲斐もあるのですが、

時には値下げ交渉の回答を待って

「では他に検討している物件とあわせて検討して連絡します」

という方もなかにはいます。

契約するか否かはお客さんの自由ですから、

値下げしたからといって

即契約しなければいけないなんて法律もありません。

しかし、

契約成立に向け一生懸命に貸主さんとの交渉を行い、

当社を信用していただき、

「樋口さんが言うなら」と

気持ちよく交渉にのっていただいたのに

全く(;´д`)トホホです。

案内者さんは軽い気持ちで値下げ交渉をするのでしょうが、

仲介業者としては必死で行う交渉ですので、

値下げ交渉が出来た場合には

どうか申込まで行っていただけると有難いです。

家賃交渉をするのには不動産屋も勇気が必要です。

貸主さんから「お宅の会社は値下げ交渉ばっかりだね」

なんて言われてしまえばアウトですから。

 

先日テナント案件でこんな出来事がありました。

本社は関東圏にある長野駐在社員さんから

物件案内の希望をいただき、

値下げ含めて諸々の条件交渉をいただき

貸主さんに報告のうえ

協議の結果ほぼ案内者さんの希望通リの

条件を回答いただきました。

早速その旨長野駐在社員さんに連絡したところ

「借りるか借りないか含め

全て本社社長の一存だか樋口さんから

直接社長に報告してくれ」とのこと。

借りる前提で物件を探し、

借りる前提で家賃交渉をしてきたのに

かなりいい加減だなと感じながらも社長に連絡すると、

何度電話しても電話には出ない、

メールにも回答を寄越さない、

とこれまたかなりいい加減な人物であった。

ホームページだけは

見た目良く綺麗げに造られてはいたものの、

連絡ひとつ返せない社長が経営する会社では

後々トラブルが起きる事が予想され、

貸主さんに経過報告をして先方には

書留郵便で「貸せない」旨の回答を行った。

個人ならいざ知らず

こんな人物が経営する会社大丈夫なの?

という事例でした。