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おやじによる
おやじブログ

2021.06.20不動産のこと

ウッドショックで不動産価格はどうなる?

新型コロナウイルス感染の影響は

様々な業界に及ぼしていますが、

不動産業界にもその影響が及ぼうとしています。

『ウッドショック』ニュースで

盛んに取り上げられていますので

耳にしたことはあるかと思いますが、

「木材の値上げ」により

住宅価格が高騰されると予想されています。

長野県には沢山の山があり、

沢山の林があるので、

木材は豊富にあるだろうと考えがちですが、

輸入材におされ県内産の木材が

使われなくなってしまった影響で

林業に携わる人口が減少し

どんどんと山が荒れてきてしまい、

県内産木材が豊富に市場に出回っている

状況ではありません。

ウッドショックの影響から輸入材が高騰する、

だから国産材をと言われて

「はいそうですか」とはならないのが事実であり、

結果このウッドショックの影響を

見守ることしかできないのが現状です。

コロナウイルス感染拡大により

「在宅ワーク」が推奨されているのは

日本だけではありません。

日本は住宅で使用する木材の大半を

輸入材に頼っているのが現状で、

その中でも最も頼りにしているアメリカでも

日本と同じく在宅ワーク、

リモートワーク、が推奨され

住宅の需要が急激に増えており、

木材の需要過多で供給不足に陥っております。

この状況が何時まで続くのかは

今のところ全く予想で出来ず、

結果として住宅価格の高騰や

着工完成の時期が読めない、

等の影響が叫ばれています。

 

おやじ不動産では

『手の届き易いコンパクトな住宅』

を販売させていただき、

お陰様で好評のうちに販売終了となっていますが、

今後についてはコンパクトな価格が維持できるのか不安です。

自社施工ではなく住宅会社さんの協力のもと

建築する家ですからこのウッドショックにより

住宅会社さんの施工費用が高騰してしまえば、

どうしても販売価格に影響してしまうのが事実であります。

また、施工の時間が読めないとなれば

販売する時期も当然読めません。

 

ウッドショックで住宅価格が高騰するなら

落ち着くまで待てば良い、

と考えるのも一案ではありますが、

落ち着いた時には日本経済がどのようになるか

これまた心配ごとです。

待っている間に住宅ローン金利があがる可能性もありますし、

勤務する会社の業績が悪化してしまう可能性もあります。

また、家族関係にも変化が現れ同居する予定の人が

進学就職で離れてしまう可能性もあります。

確実に言えるのは「家は値上げするだろう」という事です。

今、家の購入を検討している方は

ウッドショックの影響が収まった頃に

再び購入する意欲が湧いてくるかはわかりません。

不動産の購入には「勇気と思い切り」が大切です。

来春には不動産物件がどのようになっているかは

学者でもわかりませんので、

購入検討されている方は

スピードアップでの検討をおすすめします。