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おやじブログ

2022.05.09おやじチャンネル

カビの発生原因となる結露には注意しましょう

周辺の田んぼの代掻きが終わり
田植えの準備とともに
天から恵みの雨が続くと心配になるのが
結露によるカビです。
どんなに施工費が高い
大手住宅メーカーの建物でも
結露が出てしまう家はありますし、
地元の工務店が施工した家でも
ほとんど結露が出ない家はあります。
それは住宅の住み方による場合も多く、
例えば換気を全くしなかったり、
洗濯物を家の中で干すことにより
加湿器を使い過ぎてしまったり、
灯油ストーブを使ってしまったり、
と原因はいくつか考えられます。
このような場合には
住まい方の改善をしていただき
窓枠に水滴がついたら
こまめに拭っていただいたり
24時間換気をしていただく等していただければ
結露の発生はある程度防いでいくことも可能です。
しかし、
壁の内部が結露してしまっていたら
住まい方どうこうの問題ではありませんね。
 
今回見学させていただいた
この賃貸住宅は築後7年ですが
壁内部に結露が発生してしまいました。
特に水まわりや居室でもない
階段部分での結露ですので、
住まい方が悪いという事では無さそうです。
素人考えですが、
外壁からの雨水が壁の内部にまわってしまい
このような状況になってしまったのではないかと
考えられます。
外壁工事のミスなのか
構造上の問題なのかは判りませんが、
賃貸住宅であれば大家さん側の責任
追及されてしまうかもしれません。
大家さんは施工会社へ原因の追究をするべきですが、
賃貸に関する知識があまり無いと
「カビの発生は入居者に責任があるから
入居者に貼替させて」となり
トラブルの原因になってしまうかもしれません。
 
以前管理をしていた
鉄筋コンクリート造の賃貸物件ですが、
入居者が退去する度に、
特に北側の居室クロスがカビだらけで
毎回全面貼替をしたことがあります。
その大家さんは建設会社から
コンクリート造の建物は築後10年くらいは
カビが発生してしまう可能性がある、
みたいなことを言われたそうだが、
築20年経過しても
ずっとカビは発生していましたので
その建設会社はそのカビを見て
どんな言い訳をするのでしょうかね。
今は管理を離れてホットしているが、
退去では必ず揉め事になり
大家と契約者の板挟みで
本当にたいへんだった苦い思い出がある。
 
これからのじめじめとした季節には
換気を十分に行い、
窓枠や窓ガラスに水滴がついたら
細目にふき取っていただき
結露が発生しないようにしましょう。
withコロナの時代でもあるので
「換気」は根気よく!