おやじによる
おやじブログ
2021.01.29おやじの活動報告
不動産を購入する考え方御夫婦家族みなさん一致していますか
一般の方が土地や住宅を購入する機会は人生のなかでそれ程多くはないでしょう。
だいたいの人が一回か二回くらいでしょうか。
車のように何年かに一度買い替えるというものではないし、
買ってはみたものの気に入らないからと
簡単に買い替えるというものでもありません。
慎重に考え、慎重に物件を吟味し、慎重に資金計画をたて、
購入するものですが、その購入したい物件に対する、
家族間の意見がバラバラであったら購入する以前の問題になってしまいます。
土地について、
主人は多少不便でも車があるからと広い郊外の土地を購入して
家庭菜園やガーデニングを楽しみにしているのに、
奥さんは将来を考えて車が無くても
病院や買物に便利な生活しやすい街なかに住みたいと、
選択する地域の考えが全く違っています。
住宅に関しては、
主人は管理人がいて鍵ひとつで生活できるマンションを希望しているのに、
奥さんは子供たちの騒ぐ声も気にせずのびのび生活できる戸建が希望であったりと、
住環境に対しても全く考えが違っています。
このように人それぞれ夢や希望をもって不動産を探していますが、
実際に対応させていただく不動産屋は頭を悩ませてしまいます。
相談に乗らせていただく段階から二人が違う意見を言い、
違う物件の紹介を求めて来られ、
場合によっては言い争いにまで発展するようなケースも。
お互いの希望は尊重してあげたいのですが、
不動産の場合には折衷案というのもなかなか難しく
『間をとってここにしますか』とは口が裂けても言えません。
かと言ってどちらかの意見に寄り添えば、
それはそれで後々問題になるような気がするので、
黙って二人のやりとりを見守るしかありません。
本音を言えば、
『ここに来る前にある程度方向性を決めてから来て欲しかったなぁ』ですが、
もしかすると二人では収取がつかない為不動産屋に考えの仲介をして欲しいのかもしれません。
土地を買う、家を買う、は人生で一番大きな買物ですから
じっくりと話し合いをして家族みなさんが一致団結して
同じ方向を向いていかないと手に入れることはできません。
100%納得できる不動産などありませんから、
優先順位を決め、妥協できる順位を決め、
そして行動に移していきましょう。