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2022.09.21おやじの活動報告

他人様の水道管が敷地内にある⁉さぁ困った

当社が不動産生前整理のお手伝いで
買取させていただいた敷地内に
なんと隣宅の水道管があることが判明した。
水道工事業者さんに詳細を調査してもらったところ
やはり水道管はあり現在も継続して利用しているとのこと。
こんな瑕疵のある物件を
そのまま売却するわけにもいかないので
至急是正工事を依頼しやっとのことで
市役所からの工事許可を下してもらい工事着手となった。
日頃から行政の工事を請けている
業者さんからの申請なので
比較的許可が早く下りたものの、
これが当社からの申請であったらと考えると、
ぞーっとしてしまう。
 
工事中は前面道路を通行止めとさせていただく関係で
事前に近隣の皆様に御挨拶とお願いにまわり
快諾を得たもののそんなに時間があるわけではないので
急ピッチでの改修工事を。
厄介なことに本管のある市道と敷地の間に用水路があるため、
その地下を掘削しなければならず
地下２ｍ以上での作業となってしまう。
工事費用もたいへんなことながら
何故こんな事例が起きてしまうのかを考えてみるが、
隣接者の方もまさか自分の水道管が他人様の敷地に入っているなど
思いもせずただ困惑するだけ。
昔の水道配管工事がかなりいい加減であった証拠かもしれないが、
今さら役所に文句を言ったところで
改修工事はこちらもちとなるので、
さっさと自営工事で施工してしまうに限る。
 
中古住宅にしても土地のみにしても
いろんなトラブルが発生するのが不動産の取引ではあるものの、
最終的には購入者さんが購入した目的を
きちんと果たせるようにするのが不動産業者の宿命であり、
そのために高価な対価を頂戴している。
ただし、
自分たちだけで何事も解決できるわけではないでの、
助けてもらえるブレーンは大切にしないといけない。
土中から昔の建物の基礎や
コンクリートブロックが出てしまうケースは
何度も経験してきたが、
まさか他人様の水道管が自分の敷地内にあるとは、
というトラブルでした。