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おやじによる
おやじブログ

2022.09.28おやじの日常

空き家問題から目を逸らさないで早めの対策を

親が住んでいた家があるものの
親族間での意思疎通が上手くいかず
相続協議が進まなかったり
遺品整理が進まないのでそのまま放置している、
という空き家が社会問題になってきている。
日課であるウォーキングも
数パターンのコースを歩きまわっているが、
「ここ空き家だろうな」と思う家が沢山あり
本当に驚く。
空き家になってしまう、
あるいはなっていく要因として考えられるのは、
子供たちが独立し市外県外に住むようになり、
夫婦2人で住んでいた家が、
どちらかが亡くなってしまい、
住んでいた家はそのままにして、
残された人が高齢者施設に入所したり、
息子や娘の住まいに同居するなどして
空き家となってしまうケースがほとんどではないかと思う。
最近でも当社が買取した土地の
境界確認をお願いに伺ったお宅も空き家で、
近隣のお宅へ聞き込みをするも個人情報のため
なかなか所在確認ができず
長い時間かけてようやく親族の方の連絡先を知ることができ、
やっとのことで境界確認をしていただくことができた
という事例もあります。
これはまだ第三者への
迷惑をかけているトラブルなどではないものの、
空き家のままの状態が長く続くと、
何者かが不法侵入して火事を起こしてしまったり、
不用品の不法投棄をされてしまったり、
生い茂った樹木で第三者に怪我を負わせてしまった、
等の事故が発生してしまうリスクもあります。
空き家を解体すると固定資産税の軽減措置が解除され
税金が約6倍に跳ね上がってしまうことから
解体をせず放置している方もいますが、
解体費は年々値上がりしていますので、
固定資産税の負担増よりも、
もしかしたら解体費増額のほうが大きいかもしれません。
解体するには家の中の整理をしてからでないと、
と考えても遠方にお住まいであれば整理に来る時間がなかったり、
どれを処分しどれを残すかが判明しない、
そもそも解体費用の資金が調達できないなどで
解体をすることができない場合も考えられます。
空き家問題はすぐに法的に
何らかの責任問題になるわけではありませんが、
トラブルになる前にぜひ処分方法を検討されては如何でしょうか。
 
過去には、
所有者様が施設に入所したことで
ついこの前までそこに住んでいた」という状態の家を
当社で買取させていただいた事例もございます。
親族様との現地立ち合いで
本当に必要な物品だけを持ち出ししていただき、
あとは建物解体時に一緒に廃棄処分をさせていただきました。
売却するには「家の中を綺麗にしてから」と考えていた親族様も、
「そのままでも良いんですね」とビックリされていましたが、
そのままで全く問題はありませんので、
相続した空き家のことでお悩み方はお気軽に相談下さい。
相談したら必ず売却しなければいけないことはありませんので
御心配なく。
ただし、仏壇、神棚、御札、だけは持ち出しをお願いしています。
だだしこちらもどうしても難しい
場合には当社がお願いする、
住職、神主、できちんと供養することも可能です。