おやじによる
おやじブログ
2019.09.20おやじの日常
高校生の就職活動について考えてみる
こんにちは。
おやじ2人で毎日頑張って営業中!
おやじ不動産こと不動産屋リアルト長野の
樋口 正志 です。
気付けばもう9月!!
就職を考えている高校生3年生にとっては今が一番の正念場ですね!
親御さんにとっても採用の可否がたいへん気になるところでしょうし、担任の先生も大事な生徒さん1人1人を社会に送り出していく準備期間として最も重要な時期です。
私達昭和時代のおやじの時は、夏休み前くらいから職員室前の廊下にいろいろな企業の求人ファイルが置かれていて、生徒は自由に会社の内容を閲覧することができました。
バブルも何も無い時代でしたが、求人ファイルはそれこそ山の様に積んであり、選り取り見取り状態で、自分の学業成績や素行状況等はおかまいなしに選んだものです。
当時は、ネットでその会社の口コミを読むなんてことはできないし、給料の額もそれ程重要な事ではなく『どこでも良いから取り敢えず内定をもらえばいいや!』くらいの感覚でした。
大学に行って勉強したい、不動産屋になりたい、大企業に務めたい、公務員になりたい、なんて夢を全く持たない18歳でしたので、夏休み明けくらいから求人ファイルを見て知っている会社に応募したいと相談すると、他にも募集する生徒がいたため学校内選抜が行われました。
結果、学業(と多分素行)が悪くふるい落とされてしまい、ガラスの心をもった少年はやり場のない怒りを感じ、学校に対して不信感を抱いたのでありました。
会社の試験や面接を受けることもなく、学校に自分を否定されてしまったので『この学校に頼ってもしょうがない』と、一切学校や担任には相談せず、意地で自分で探してきた会社の試験を受け、見事内定をいただき就職することができたのです。
大学生とは違い、学校での選抜をされると言う苦い経験を18歳でされてしまうことはどうなんでしょうか。
大学生は自由に何社も試験を受けられ、何社からも内定をもらい、自分の行きたい会社に、自分が選択して行けるのに、高校生は自分が希望する会社の試験すら受けられない。
こんな差別社会が続いて良いのでしょうか。
18歳で受けた『心の傷』をおやじになっても忘れることができません。
まあそのお陰で不動産業の世界で、自分で商売をするようになったので、それは感謝しなければいけないのかも知れませんが。
夢と希望をもって社会人へのスタートラインにも立てない理不尽さは、少年の心には理解できないでしょうね。
人手不足と嘆いている企業も、高校生にもっともっと目を向けるべきだと思います。
優秀な高校生は沢山いるはずです。しっかりとした自分をもっている高校生も沢山いると思います。
大学に行っていない自分のヒガミかも知れませんが、大学を出ただけでその人物を判定するのは止めにする時代がきても良いような気がします。
就職活動中の高校生みんな頑張れ!!
それでは~。
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