イベント情報イベント情報

おやじによる
おやじブログ

2020.07.08おやじの日常

九州地方での記録的大雨により河川の氾濫が続きとても心配です

活発な梅雨前線が九州地方を中心に停滞し大雨をもたらせています。

新型コロナウイルス感染も東京都を中心に再び拡大の
恐れをなしてきている最中でのこの 大雨は
九州地方にお住まいの方にはたいへん心配なことでしょう。

テレビでは連日氾濫した河川が住宅地をえぐって
流れていく場面が映し出されています。

昨年10月の台風19号の影響により
長野市の千曲川が決壊し近隣の住宅が流されてしまったり
床上浸水など の大きな被害が発生したのは記憶に新しい災害です。

北陸新幹線の車両基地もその水害に見舞われた地域であった為、
ブルーを基調とした あの新幹線が水浸しになっている光景は
長野市の水害被害を映し出したなかでも
かなりインパクトのある映像でした。

今回の九州地方を襲っている豪雨は
線状降水帯と呼ばれる集中豪雨であり、
天気図を 見ていても同じ地域を積乱雲が列をなして
通過しているのが良くわかります。

自然現象とはいえ何故これ程までに
惨い仕打ちをしていくのでしょうか。

映画八甲田山のなかで北大路欣也さんの放った
「天は我々を見放した」ではないですが
あまりにも残念な 自然現象ではないでしょうか。

毎年のように襲ってくるこの豪雨災害ですが、
ワイドショーのコメンテーターのなかには
腹のたつ話しばかり する人間もいます。

「ハザードマップを確認して家を建てるべきじゃないの?」、
「行政もハザードマッ プに従い建築許可を下すべき」等々
言いたい放題である。

近年のこの異常気象がもたらせてしまう豪雨災害は
誰も予想できるものではないです し、長野市の場合には
特に「市街化調整区域」の範囲が広い為
限られた予算内で住宅を新築する為には
どうして もリスクのあるハザードマップ赤色地域に
土地を選択せざるを得ないケースもあります。

また、先祖から引き継いだ土地が
河川近くの場合というケースもありますが、
それら 全てをひと括りにして
「ハザードマップ、ハザードマップ」と
まるでそこに家を建てた人を責めるようなコメントばかりです。

洪水被害ではありませんが、
先日は新型コロナ感染の件で会見した病院に対して
「病院から感染症が広がることは 止めて欲しいですね!!」と
怒り心頭でコメントしていた人間もいました。

この洪水災害もそうですし、コロナ感染もそうですが、
自分達は温度調整された室内 にいて、
現場をみたわけでもない人間が
『したり顔』でコメントするのは如何なものでしょうか。

公共放送局のコメンテーターのように
もう少し相手の立場にたってコメント出来ないものでしょうか。

長野県内にも大雨による警戒レベルが高まっている地域がありますので、
避難を必要とする場合には早目早目の行動で
避難していただきそれが空振りであっても
「何かあってからでは遅かったと」 ならないように
御家族や 近所の方と良くお話しして下さい。

長野市の避難場所などについては
こちらを参考にして下さい。

http://nagano-bousai.jp/shelter.html

長野市|不動産の生前整理のお手伝いならおやじ不動産|リアルト長野有限会社 > おやじの日常 > 九州地方での記録的大雨により河川の氾濫が続きとても心配です