長野市では一昨年、

昨年の降雪シーズンはほとんど雪が降りませんでした。

転勤者の方を物件案内する際、

挨拶代わりに聞かれるのは

『市内はどれくらい雪が積もりますか？』です。

他県から長野市にお越しになる場合のイメージとしては

やっぱり「寒い」、

「雪が沢山降る」なんでしょうが

ここ２シーズンはほとんど雪も降らず、

冬シーズン恒例朝の駐車場の雪かきもしていません。

ですから管理している物件の入居者さんからも怒りの電話もなく

平穏無事な冬シーズンを過ごしているのですが

今年は何だか雪が早く、

しかも沢山降りそうな感じがします。

雪質が良く初心者から上級者までが

各々のレベルに応じて楽しめる

ゲレンデを抱える「志賀高原」では

今年初めての雪が１０月１７日に７～８センチ程降り

昨シーズンに比べ１０日も早い初雪だったそうです。

数多くのスキー場を抱え観光資源となっている長野県では

これからの『雪』が勝負です。

既に軽井沢のスキー場では１１月３日のオープンに向けて

人工降雪機をフル稼働させゲレンデ整備が始まりました。

独身時代に始まり子供が相手をしてくれていた時代には

今くらいの時期から雪はまだかまだかと

楽しみに待っていたものですが、

「こたつおやじ」になってしまってからは

出来るだけ雪は降らないで欲しい派へと変身を遂げてしまっています。

長野市から車で３０分には飯綱高原スキー場が、

５０分程度には戸隠高原スキー場が、

ロケーション抜群の場所に住みながらも

押し寄せる年波にすっかり飲み込まれている自分が「悔しい！！デス」

 

沢山の雪から解放されてしまった２シーズンのお陰か

雪に対する準備が疎かになってきている感じがします。

どうせ今年も雪は降らないだろうと、

高を括っているとそのしっぺ返しは恐らく

「倍返し」どころか「３倍返し」位で戻ってきてしまいます。

１１月になればホームセンターには

雪かきスコップが並べられシーズン初めには

沢山の在庫で溢れかえっていることでしょうから、

早目早目に購入して準備することをおすすめします。

今年初めて長野市の冬を経験される方に御注意申し上げますが、

自分の住んでいる「共同住宅の駐車場」や借りている

「月極駐車場」の雪は『誰も雪掻きしてくれません』。

管理会社に電話して「この雪どうすれば良いですか」と聞かれても

皆異口同音に「各自でお願いします」と返答されるだけです。

雪の降る日は管理会社の人間も、

先ずは自宅の雪かきをして

会社に来たら会社の駐車場の雪かきをして、

それから業務に入ります。

くれぐれも誰かが雪掻きしてくれものとは考えないで

御自分で準備してその日が来るのを待ちましょう。

 

昔からの言い伝えで

「カマキリが木の高い場所に卵を産み付ける年は大雪だ」と

言われていますが今年のカマキリはどちらなのでしょうか。