おやじによる
おやじブログ
2021.04.08おやじの日常
今は家族みんなの家だけど将来は夫婦2人だけの終の棲家
大手住宅メーカーさんが一団の土地に複数の建売住宅を建築して
販売している光景をあちらこちらで目にします。
当社でも建売住宅を販売していますが
何せ資金力の違いから
当社ではせいぜい二区画くらいしか販売することが出来ません。
一団のまとまった土地ではなく、
月極駐車場であった土地や古い住宅を解体して
更地に整備した土地に新築住宅を建設するパターンがほとんどです。
購入者の方からすると
大手住宅メーカーさんが複数区画建築した住宅の中から
自分の好きな外観間取りなどを自由に選択できるので、
多くの方はそちらを選ぶケースが多いですね。
しかも大手さんならではの
『今週中に契約していただけるなら○百万値引きします!!!』
の殺し文句が出るから零細不動産屋では敵いません。
大手住宅メーカーさんは本社一括で大量に材料を仕入れ、
設備メーカーさんともタイアップして
大手住宅メーカーさんオリジナルキッチンや
バスの仕様もあると聞いていますので、
建築コストもおさえる事が可能なようです。
しかし当社のような零細業者では年間数棟しか建築しないので、
建築会社さんだって一般販売価格での施工となりますし、
リアルトオリジナルキッチンなんてもっての外です。
一団の分譲住宅ですと道路も新しく入りますから舗装も綺麗だし、
雰囲気も良いですよね。
実際に当社の販売物件と比較して、
そういった分譲住宅を購入する方も多数いらっしゃいます。
そんな、当社の販売物件ではなく大型分譲物件を購入されたお客様から
こんな愚痴をいただきました。
「リアルト長野さんの建売は近隣の既存住宅が近すぎた為
なんとなく見栄えが悪く見送ってしまい、
一団の綺麗さから大手住宅メーカーが販売していた
新築住宅を購入したのですが、
向こう三軒両隣が自分とは全く世代が違い、
生活パターンが違い過ぎるため、
生活ストレスを抱えてしまっている。
今考えると両隣にどんな人が住んでいるのか始めから判明していた
リアルトさんの物件を購入すれば良かった」と。
そうなんですよね。
例えば御自分が40代ならば子供さんも中学、高校生ですが、
近隣の方が20代や30代の場合子供さんが幼稚園や小学校低学年、
という世帯ですから、
お休みの日には朝早くから「わいわいがやがや」となり、
ゆっくり休もうにも休めない、
なんてなってきます。
あるいは街中の建売を嫌い郊外の建売を購入したは良いけど、
病院に行くにも買い物に行くにも電車に乗るにも、
とにかく車が無いと何もできなかったり、と。
家に対しての思いや希望は各人違いがありますので
一概にどの物件が良いとは言い切れませんが
将来夫婦2人だけになってしまった時を考えて検討するのも一案ですね。