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2022.05.14おやじの日常

建物管理について、ご自身の目で物件を見てみて下さい

嵐のあとの静けさの如くで、
春の異動繁忙期が終わったあとは
物件への問合せ数もガクンと減ってしまい、
同業他社からの物件照会もほとんどありません。
２月中旬から３月上旬にかけての
凄まじいまでの問合せは
本当に夢のような時間で、
入居が減少してきてきている今、
今度は退去連絡が続いていきます。
大家さんにとっては
たいへん厳しい時期ではありますが、
建物の設備、環境などを見直すには、
好都合かも知れませんね。
暖かくなると同時に有難くない「雑草」、
「部屋の中の虫の死骸」等が目につくようになり、
物件の見学に行った瞬間全く手入れをしていない、
のが入居希望者に判ってしまう時期でもあります。
退去後クロスを張り替えたり、
照明器具を新しくしたり、
と頑張ってはみたもののなかなか次が決まらない、
何でだろ？、と思ったら
ぜひ一度自身の目で物件を見て下さい。
建物まわりが草だらけだったり、
廊下が汚かったり、
蛍光灯は虫だらけだったり、
部屋の中はドブのように臭かったり、
していませんか。
管理会社がしっかりやってくれてると信じていても、
管理会社だって他にも物件を抱えていれば、
そうそう一つの物件だけに
目を光らせていることも出来ないはずです。
「管理費を払っているのだから」だけで
自分の建物を維持管理していくことは難しいものです。
この業界でお世話になった
３５年前は物件案内が終わると、
決まる決まらないに拘らず必ず大家さんに一報入れ、
「見学者さんからこのような意見が出ましたよ」
とアドバイスをさせていただきました。
現在は大家さんが大家さんではなくなり
単に所有する時代へと変貌していることも
影響しているのかも知れません。
 
建物管理についてお困りの方は
ぜひおやじ不動産まで相談下さい。