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おやじによる
おやじブログ

2023.03.22おやじの日常

何とかならない感情の問題

当社が管理する物件のある部屋で
入居者の入れ替え申請があった。
法人契約で契約上入居者入れ替え
貸主さんも承諾済なので特段問題なく
書面でのやり取りをしていたのだが、
今の入居者から何度も
「リアルト長野から次の入居者に鍵を渡して欲しい」
と連絡を受けた。
法人契約の入居入れ替えなの
管理会社といえども
鍵に関してはノータッチであり
会社内で済ませるように回答するが、
しつこく何度も連絡寄越してくる。
「何度も言いますが弊社ではそのようなサービスはしていません」
強い口調で答えると、
何を言うかと思えば、
じゃ会社に言って担当不動産業者から外してやるからな!!」と。
面白れぇ。
一社員がそんな事できるのかやって貰いましょう。
と心のなかでつぶやく。
「それでも結構ですので本人同士でお願いします」
電話を切る。
他の物件でも入居者入れ替えはあるし、
現に同じ会社で他の物件での入れ替え相談もいただき
「最悪の場合には弊社で預かり次の入居者さんに渡しても良いですよ」と気持ちの良い回答をしている物件もある。
では何故に今回の物件だけは頑なに断るか。
それはこの入居者のせいなのです。
この入居者も実は入れ替えで入居した人なのだが、
入居早々に階下の住民さんから
「今度2階に来た人の足音がひどくて夜も寝られないので何とかして欲しい」と助けを求められ、
この入居者には本当に本当に優しく
「足音に御注意いただけませんか」
とお願いした瞬間
「誰に向かって文句言ってるんだ!!こっちはそーっと生きているんだ!!」
ストレス溜まっていたんだね。
このやりとりが頭の中心に残っているので
この人だけには優しくできません。
不動産屋だって人間だからね。
お互い困ったときはお互いの助け合いとは言うけど
やっぱり何とかならない感情もあるからね。