そろそろ梅雨入りが宣言される頃になると

気になってくるのは「雑草」です。

水分を頂くと草も更に元気になって

「これでもか」と周辺に

足を伸ばしていくありがた迷惑な物です。

しかも空き家や空き地にしておく不動産では

近所の方にとってはたいへんに迷惑です。

自分の庭でさえやっとこさ草刈りをしているのに、

誰もいない家、誰も管理していない土地、

から余計な草が伸びてきて

イライラＭＡＸに募ってきます。

 

そんな不動産を所有する方から

「売却査定」の打診を頂き現地調査していると

隣接者から「この草何とかしろよ！！」と

お叱りを受けることも。

事情を説明し所有者ではないことが判明すると、

「じゃ所有者に草刈りするように指導してくれ」

と懇願される始末。

まだ購入することが決まったわけでもないし、

仲介することが決まったわけでもないから

どうして良いかわかならいが取敢えずは

依頼者へ査定書金額を説明する前段階で

「草刈り」の逆依頼をする羽目に。

所有者さんが査定依頼をかけてくるという事は

「不動産の整理をしたい」

という気持ちになってきているのだろうが、

皆が皆「査定金額了解しました。さあ売りましょう。」

とはならないので売却が決まるまではやっぱり

誰かが草取り管理をしないとならない。

また、このように草等で

近隣に迷惑をかけてしまっている場合には、

今度こちら側から

「境界確定のお願い」に伺っても

良い顔をされない時もあります。

それはそうでしょうね。

自分が散々迷惑かけられているのに

お願いに来た時には

良い人にはなれるものではありませんから。

 

不動産を所有していれば

毎年固定資産税・都市計画税も

負担しなければならず、

第一期納付期限が５月３１日で

やれやれと思っている矢先、

第二期納付期限が７月３１日と迫ってきています。

利用していない不動産を所有する

メリット、デメリットを良く検討して

「草伸ばし放題」で迷惑をかける前に

早めに相談下さい。