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おやじによる
おやじブログ

2023.11.02おやじの日常

土地売却の査定をいただきまして有難うございます

当社のような小人数で営む不動産屋ではなく
広告もバンバン掲載し
社員も沢山いる不動産屋に
「安心だから」と土地売却のお願いをし
何事もなくスムーズにいくはずだったのに
だんだんと雲行きが怪しくなり
親族で協議した結果
当社へ売却の相談を頂きました。
具体的な話しを聞くと、
所有する畑の回りが全て住宅に囲まれ、
農機具を稼働するのにも
気を遣うようになってきたのと、
自分たちも高齢になってきて
畑まで行くのも「ごしたく」なってきてしまい、
どうすれば良いかの思案に暮れていたそのタイミングで、
とある不動産屋の広告が目に留まり、
土地売却の相談をすることに。
社屋は立派だし、
社員も沢山いて活気があり、
相談の翌日には
総額○○千万円で買い取らせていただきます」と回答が来て、
「やっぱり大きな不動産屋はちがうわぁ」とすっかり信頼してしまいます。
売買契約もその条文や内容をたいして確認することもなく、
スピードが命とばかりに、
相談から一週間で手付金を受領してしまいます。
契約時には「にこにこ(^^♪」としていた担当者は
契約が済むと売主さんが思ってもいないことを言い出します。
それは、土地の境界確定、土地の造成、
土中埋設物の有無の確認、を売主側で行って欲しいとの要望です。
その作業を誰に行ってもらうのかさえわからない状況で、
しかも費用はどのくらいかかるのかもまったくわかりません。
第一にそんな話しは契約時には一切聞かされていない事柄でした。
だんだんと不安が押し寄せ、
今後もどんな要求をされるのかもわからないので
あわてて他の不動産屋に聞くも
「既に契約を締結しているのだからそれは売主買主双方で良く話し合って下さい」の回答を頂き、
具体的な進展はありません。
そんな時ほっとパルの顔写真付きで広告を掲載している
おやじ不動産」を思い出していただき
親族さんからの相談メールを頂きました。
具体的なやりとりはここでは書けませんが、
結果として契約を解約することになり
現在当社で査定をさせていただいています。
不動産は高額ですので大きな会社のほうが安心感はあります。
しかし売主さんに寄り添って考えてくれるかは別物です。
屋台骨が大きいから細かなことはどうでも良いので
とにかくスピーディーに仕入れて
直ぐに売却をしないと経営がまわっていかない。
これはその会社の都合であり、
売主さんの都合ではありません。
契約をするためには売主さんにはどんなことをして貰うのか、
どんな費用が発生するのか、
丁寧に説明し納得いただいたうえで売買契約を締結する。
小さな不動産屋だからこそできる「寄り添う」契約です。
不動産の困りごとがありましたらぜひお声をかけて下さい。