宴席に招待され日本三大ホテルのひとつ「The Okura Tokyo」に行ってきました。

【公式】The Okura Tokyo｜宿泊・予約

東京そのものがお上りさんの為

東京駅から続く長野では見たこともないような建物に
首が疲れ続けた最終仕上げが圧巻の外観のホテルです。

タクシーを降りた瞬間から身体の膠着が始まってしまい、

ドアマンと呼ばれる方が荷物を運んでくれ案内係の方に引き継がれていきますが

身体はなすがままの状態です。

ホテルの中を散策してみたい気持ち満々でしたが、

圧倒的な厳かな雰囲気にのみ込まれてしまい

手と足が一緒に動いてしまうような状況です。

一歩進むと従業員さんが

「どちらまで行かれますか」

「大丈夫ですか」と

心配して声をかけていただき、

用件のある旨を告げるとエレベーター

まで付き添って案内してくれます。

正しく本物の「おもてなし」と出逢っています。

おもてなしとは「相手に敬意を払い、

見返りを求めずに心からサービスを提供すること」とありますが、

ここまでしていただくとかえって恐縮してしまいます。

ホテルに行く前に時間があったので

東京駅で簡単な昼食をとった際の中華料理店での店員さんが

あまりにもひどい態度であった為

余計にこのホテルの従業員さんとのギャップを感じてしまいました。

私たち不動産業もいわばサービス業ですので

本来はこのホテルのようにおもてなしをしなければいけませんが

なかなかそこまでのサービスを徹底できません。

たいへん有難い体験をさせていただきましたが

初心に帰って「もてなす」ということの意味を

再勉強しなければと猛省です。

今回の宴席会場はホテルの４１階で、

目の前には東京タワー、

あの前澤社長の住まいがあると言われる麻布台ヒルズ、

国立競技場が眺望でき
その眺望料だけでも行った価値は十分にあります。

宴席でのホテルでしたが人生一度で良いから

「The Okura Tokyo」に宿泊をしてみたいものです。

（いくらかかるかわからいので不安ですが）

非日常を味わうホテルの滞在はこうあって欲しいなと感じられるホテルが

このホテルには詰まっているのでしょう。

宝くじにあたるような仕事が舞い込んできたら、

独り占めできる幸せをいつか体験してみたいものです。

お土産話しですが、

同日はジャーナリストの池上彰氏も同じホテルにお越しなっており

なんとトイレで並んで用を足しました。