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おやじによる
おやじブログ

2020.10.09不動産のこと

不動産の『生前整理』しっかりと考えていきませんか

昔とは違って「不動産」を残された方がその不動産を重荷に感じ、

その負担を背負っていくが為に自分の生活や家計を逼迫してしまい、

いつの間にか「負動産化」してきてしまっている不動産があります。

例えば親御さんがアパート経営をしていたとしましょう。

先祖代々受け継ぎ一生懸命耕作してきた田、

畑に「相続対策には『借金』が有効ですから」と

アパート建築会社の営業マンがプランニングをして、

金融機関から借り入れをしてアパートを建築しました。

この場合当然アパートは『プラスの財産』ですが、

金融機関からの借入金は『マイナスの財産』です。

相続が発生した場合にはこのプラスの財産だけは引継ぎ、

マイナスの財産は引継ぎません、

という都合の良い相続をすることは出来ません。

税金面だけをみればこの『借金』は確かに

相続対策には有効なのかも知れませんが、

それを引継ぐ人からすれば自分がしたくてしたわけでもない莫大な借金を、

何十年にもわたり返済していかなければならいない精神的な『負』担や、

管理をしていかなけらばならない煩わしい『負』担、

どれをとっても『負動産』になりかねません。

相続者からしたら、

こんな負担を背負っていくなら田、畑のままにしておいて

いざとなったら売却して現金化したほうが楽だった、

兄弟姉妹で分けるにしても現金なら2、3、4等分に出来るけど、

『アパートじゃどう分ければ良いの?』と争い事になってしまう場合もあります。

建築した御本人の意識がはっきりしている間に、

『このアパートは誰それに』と遺言書を作成しておくのも

ひとつの方法かも知れませんが、

大概は『生きてるうちにそんな縁起でもないことを』と怒られます。

しかし、本当は『生きてるうちだからこそ』なんです。

不動産を含めた生前整理はとても大切なことなんですよ。

新型コロナウイルスはあのトランプ大統領ですら感染してしまった

怖いウィルスなのですから、

まだまだ大丈夫ではなく、そろそろやるか!!に

気持ちを切り替えて考えましょう。

 

このところ当社に相談にお越しいただくお客様で多い相談が『別荘地』です。

親御さんがきっと景気の良い時代に購入していたのでしょうが、

相続者の方は場所も知らなければ、現地を見たこともないそうです。

そんな不動産を売却したいと相談されますが、

『芸人ヒロシさん』のように1人キャンプが大好きな人くらいしか

購入できる状況ではないことをお話しさせていただき、

そんなお客様が来ていただけることを首を長くして待ちましょうと

慰めさせていただくしかございません。

 

マスク着用いただき、

店内で手指消毒いただければ、

お茶を飲みながらの相談も承ります。

面倒な方はメール、電話、FAXなんでも結構ですよ。