おやじによる
おやじブログ
2020.10.07おやじチャンネル
築10年のアパートの屋根や外壁塗装「施工しないと賃貸保証出来ませんよ」と揺さぶられる
長野市内のアパート、特に大手ハウスメーカーの〇〇〇〇〇社施工の
アパートの外壁塗装がやたらと目につきます。
当社が管理するアパートの大家さん宅にもそのハウスメーカーの営業マンではなく、
グループ企業の営業マンが頻繁に訪問して来てきて困るとの事です。
新築して10年かそこらの建物ですが、
営業マン曰く「外壁の目地が駄目になってきているので
そこから雨が浸入して家の中が水浸しになってしまいますよ」だの
「この建物は日当たり良すぎて外壁が反り返ってきています」だの
素人相手なら十分に脅せる言葉で大家さんを騙そうと
一生懸命なセールストークをしていくそうです。
当社が管理させていただく大家さんは、
その営業マンには「私が所有する建物はリフォーム工事を含め全て
リアルト長野さんにお任せしてるのでリアルトで話して下さい」と体よく断り
「今リアルト長野さんの名前を使って追い返したから、
もしかしたら樋口さんところに行くかもしれないよ」と連絡が入ってきます。
楽しみだなぁ~。早く来てくれないかなぁ~。と思っていますが
その営業マンからは一切連絡が来ません。
来れるはずがないのです。
大家さんは騙せても私たちのようなプロは騙せませんので。
10年経過したぐらいで外壁塗装だの、屋根塗装だのとなれば
それは建築会社の責任であって所有者さんの責任はありません。
(一概には言い切れないケースもありますが)
しかし事情のわからない大家さんは
「今、外壁塗装の施工をしなければ賃料保証の継続は出来ませんよ」だの
「保証は10年目で見直しですから、施工しないと家賃値下げされますよ」と
またまた夜も寝れなくなるような捨て台詞を吐かれてしまいます。
おやじは言いたい。
そんな営業マンには「やれるものならやって下さい!!」と言ってあげて下さい。
いち営業マンにはそんな権限ありませんから、
絶対に心配しないで大丈夫です。
年間利益が数十万しかない現代の賃貸物件で屋根や外壁塗装だけで
数百万のリフォーム工事代金支払ってしまったらどうしますか。
苦労して蓄えてきた利益を孫の小遣いにも出来ずにただ口車に乗せられて。
リフォーム工事の営業マンは彼らなりの
『過酷な、売上ノルマ』を達成するのに精一杯であり、
大家さんの事業計画なんてどうでも良いのです。
外面を良くしても、
「家賃は値上げ出来ません」「入居希望者は屋根を見て物件決めません」ので
しっかりと断りましょう。
これを読む大家さんが断っても
その営業マンは舌打ちして次の大家さんに行くだけですから。
困ったときにはおやじ不動産を思い出し、
メールでも電話でも連絡して下さい。