大家さんにとって一年の決算発表会であります

「確定申告」の時期がやってきました。

今年はコロナウイルス感染予防の為

１ヶ月期間が延長されますが

いずれにしても資料のまとめや通帳とのにらめっこの毎日です。

当社と集金管理契約をいただいている大家さんの場合には、

毎月家賃を当社から大家さんの

口座に振り込み同時に当社から発行する「家賃精算書」を

１２ヶ月分まとめておくだけなので

それ程の心配もありませんし、

申告もスムーズにできます。

しかし、入居募集管理のみで

大家さんの口座に直接家賃振り込みをしている場合には、

入金管理は大家さんとなります。

その為この時期になると、

「○○号室の○○さん、○ヶ月分家賃入金してないけど」

というような連絡が多くなります。

というのも、このような大家さん

大抵一年間ほとんど家賃の口座確認をしていないのです。

ある大家さん曰く

「物件の貸し借りというのは信頼関係の下に行うものだから、

家賃は振り込んであたり前」と。

何度も入金確認をお願いしても

「家賃をきちんと振り込まないような人物を紹介したのか」

とこちらが叱られてしまう始末。

入金の遅れを入居者さんにするこちらとすれば

１ヶ月程度の遅れであれば話し易いのですが

流石に数ヶ月まとめてとかになれば、

逆に入居者さんから逆ギレされ

「数ヶ月分もまとめて支払いできませんょ！！」

「なんで大家はきちんと入金管理をしてないんですか！！」と。

終いには「管理会社の怠慢ですネ！！！」とやりこめられてしまします。

こちらは大家さんと入居募集に関する管理契約をしているだけで

毎月の管理料を貰っているわけではないのに全く(;´д｀)トホホです。

入金される大切な家賃から何もするわけではない

（こういう滞納連絡もサービスでやっていますけど）

不動産屋に管理料を支払いたくないお気持ちはわかりますが、

それだったら全て自分でやれば良いものを

面倒な事は不動産屋にお任せの大家さん。

折角ですからこの時期にもう一度

集金の管理を不動産屋に任せてみる事考えてみませんか。

入居者さんだって入金遅れの連絡を貰うのはあまり嬉しく思いませんよ。

 

『１ヶ月分の家賃が支払えない人に２ヶ月まとめて家賃を支払う事は不可能』

はおやじの持論です。