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2022.03.08不動産のこと

分譲マンションはローン以外の費用がかかります

分譲マンションは新築であれ中古であれ
区分所有者になると毎月諸経費がかかります。
修繕積立金、は読んで字の如くで
建物の修繕をする為の積立をすることです。
例えばマンションの外壁を塗装するとなれば
大きな建物であれば千万単位で費用がかかり
区分所有者で各々の持ち分割合により負担するにしても
一度に支払うのはたいへんなことです。
その為分譲時に決めた金額をコツコツと積立をして、
「いざ」という時に備えていくわけです。
管理組合がしっかりしていないと
この積立金を組合長が横領してしまったり
施工会社に高い金額で見積もらせ
リベートを貰うという悪いやつも出てきます。
取引したマンションの中には
積立金が１億近くあるマンションもありましたので
このマンションは「いざ」という時には安心感がありますが、
その分毎月の積立額も大きいので
所有者はたいへんかも知れません。
管理費、は代表的なものとしては管理人の人件費、
共用部の清掃人件費、保守点検費用電気料、水道料などです。
この費用も分譲時に面積割合で毎月の金額が決まります。
駐車料、は駐車場を利用するために必要な金額です。
ほかにもマンションによっては
駐輪費、自治会費などの諸費用も発生します。
この毎月かかる費用を合計すると平均的には
月額３０,０００円程度を
住宅ローン以外に負担しなければいけません。
住宅ローン返済が毎月７０,０００円であれば
諸費用プラスでは１００,０００円を負担していく計算です。
しかも所有している間ずっと。
分譲マンションがたいへん好調な売れ行きだとのことですが、
これから購入される方は
この毎月かかる諸費用を忘れずに資金計画をたてて下さい。
更にいえば、固定資産税、都市計画税、火災保険などの費用も発生してきます。
くれぐれも慎重に計算をして物件の購入を検討して下さい。
もしかしたら建売住宅のほうが
毎月の負担が少なく生活も安定するかも知れませんね。