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おやじブログ

2023.06.20不動産のこと

何が駄目だったのかわからないのが悔しい

このところ続けていただいた
「不動産の査定」でのこと。
不動産の査定とひと言で言っても、
必ず現地まで足を運び、
市役所で必要書類を集め、
法務局の要約書を取り寄せたりと、
一応時間とお金はかかる。
しかし、このような事は
不動産屋の商売のいろはであるし、
千三ツ屋と言われている業種だから
基本のきである。
パソコンで所在地、地形、
家の築年数等を入力すれば
一発回答で金額が出る
ソフトもあるらしいのだが、
それでは本当の「査定」にはならないと
思っているおやじは、
査定依頼者に迷惑をかけないように
通行人を装い「プロの目で」
短時間に現地確認を行い、
査定書を作成する。
査定書を作成するにも
今までの事例や経験を含んで
金額を計算していくので
日数はそれなりにかかるし、
その間にも賃貸のお問い合わせや
苦情もいただいたりするので
集中して作業が出来るのは
朝早くか夜遅く。
そうして一生懸命に作成した査定書だが、
残念なことに「まったく反応が無い」
お客様もいる。
査定依頼イコール売却依頼をせよ、
では毛頭無いのだがせめて
「お宅の査定金額じゃ安すぎだよとか、
本当にこんなに高く売れるの！とか」
の反応があれば嬉しいのだが。
あるいは他の不動産業者と比較して
「お宅のここの査定の仕方がまったく駄目だよ」とか、
今後に繋がる意見もお聞かせいただければ有難い。
長年同じことをしていると残念なことに
固定観念があるので
「なるほど！そういった見方もあるのね」
とお客様から教えて頂き
勉強になることも沢山ある。
不動産屋は昔から
「千三ツ屋」と呼ばれる業種で、
千件の話しのなかに
本当のことは三つしかない、とか
千の話しをもらっても
成約できるのは三つだけ、
と言われていた。
不動産査定も沢山依頼を頂いても
その中からご縁を結ばせて頂けるのは
ほんの一握りのお客様だけなのではあるから、
話しが無ければ始まらないのは
わかっているものの、
やっぱり「何が駄目」だったのかを
教えていただければなぁ〜とは思う。
益々おやじ度に磨きがかかっても
「日々勉強」であります。