おやじによる
おやじブログ
2023.12.25不動産のこと
正しく「お年玉」であった1月1日の物件案内
年末年始大多数の不動産業者は休業となります。
中には年明け1月8日まで休みという業者もいます。
長い期間休みなのは身体を休め
これからの繁忙期に備える準備期間 として有難いのですが、
冬期間につきものの、
そこまでのんびりとして もいられないのが実状です。
1月1日の朝10時頃転送されて携帯電話が鳴り響きます。
気分的にはいやいや電話に出ると、
「 お休みだとは思いますが、
どうしても今日部屋を探したいので
何とか案内していただけますか」と。
物件探しに来ている時間が年末年始の休みしかなく
駄目もとで来 たのだが
どこの不動産屋も電話が繋がらず
あちこちかけまくって
やっとリアルト長野に通じた ので何とかなりませんか、
という内容である。
特段何処かに遊びに行く予定もないので
案内するのは構わないが、
希望物件を聞けば2〜 3軒は該当する物件がある。
早速長野駅近隣まで迎えに行き
そのお客様と合流すると、
開口一番
「 不動産屋さんは正月も営業していると思いました」
「 なので行けば何とかなると思って1月1日に長野に来てしまった」 と。
年末年始に物件探す人はたいてい今の住居を追い出されている人か 、
何かトラブルを抱えている人だからあまり歓迎しない、
ので不動産業者は早々に休みますよ、
当社案内物件で希望に合う部屋が見つかり
休暇明けに契約手続き に入ることで
大家さんの了解も得られその旨お伝えすると、
「 1月1日から親切な人に出会えて本当に感謝です」
と何度もお礼を述べられ帰路につかれました。
お客様をお送りしたのち大家さんから連絡があり
ドキッとして対応 すると
「樋口さん。新年早々良い契約者さんを見つけてもらってお年玉を頂いたようで本当に有 難う。今年一年何だか良い年になりそうだね。」
と喜びの電話だった。
大家さんにも入居者さんにも感謝され
こちらこそ「お年玉」 を貰った気分で嬉しい。
1月1日の電話は大体が苦情電話だが
時には良いことも。