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おやじによる
おやじブログ

2018.08.15業界のこと

宅地建物取引士と宅地建物取引主任者の違いとは?

こんにちは。

おやじ2人で毎日頑張って営業中の

不動産屋リアルト長野の樋口 正志  です。

 

 

 

不動産業界に身をおく者としての必須資格があります。

それは宅地建物取引士!です!

 

しかしこの資格、試験がなかなかの難易度でございます。

業界人といえども保有されていない方も結構おみかけします。

 

宅地建物取引士とは、(以下Wikipedia引用します)

宅地及び建物の取引に際しては、権利関係が複雑で法令上の制限も多いほか、

契約の取引条件も複雑かつ取引価格も高額であることから、

業務の運営の適正化や宅地建物取引の公正性を確保するため、

宅地建物取引に関して専門的かつ広範な知識を有する宅地建物取引士の設置を義務付けている

また、重要事項説明は、宅地建物取引についての経験や知識の乏しい消費者が、

契約対象物件や取引条件について十分理解しないまま契約を締結し、

後日、契約目的を達成できず不測の損害を被るといった状況を防ぐため、

契約締結の判断に重大な影響を与える事項について

宅地建物取引士に説明させることを義務付けたものである。

 

 

一般消費者の方が人生の中で、例えば住宅を購入するだとか、

アパートを借りるだとかという行為はそう何遍もあるものではないと思います。

始めての1人暮らしでアパートを借りるため、恐る恐る不動産屋を訪ねて行き

物件を内覧したうえで、いざその契約の場面となった時に、百戦錬磨の不動産屋から、

『これからの契約にあたり先に重要事項の説明を行います。

この内容は読んで字の如く物件に関する重要な事項ですので

十分理解されるようお願いいたします』と言われ、

 

『えっ!?重要事項って何??

借りたいアパートに何か問題でもあるの??

いま話題の事故物件なの???

と手に汗握り不安だらけになり真剣に説明を受けます。

 

 

重要事項の説明とは、

物件について住所建物名称から始まり大家さんは誰か

電気水道のライフラインはどうなっているか等細かく説明していくものです。

そしてこの説明をすることが出来るのが宅地建物取引士なのです。

 

物件の見学に同行してくれたのはおやじではなかったのに、

 

重要事項説明になったらいきなりおやじが出てくるのは、

 

こういう事情があるからなのです

 

 

当社はホームページに大々的に宣伝していますように、

案内もお茶だしもコピ-も2人のうち、どちらかのおやじですし、

重要事項説明ももちろん、どちらかのおやじが担当しますので

ショックは無いかと思います。(多分)

 

 

私、樋口は宅地建物取引主任者という名称で、須田が宅地建物取引士という名称になっています。

この違いにお気づきの方は私のブログを良くお読みいただいているのだと感謝いたします!

 

名称の違いはその資格に違いがあるのではなく

この資格の創設当初は「宅地建物取引員」という人、者ではない員という立場でしたが、

昭和40年法改正でやっと者になり「宅地建物取引主任者」という名称に変更されました。

 

その後、私とほぼ同年くらいたった約半世紀後の平成27年4月1日から

「宅地建物取引士」と、いよいよ士業になりました

弁護・税理・会計・司法書・土地家屋調査・行政書方々とは

日頃何かとお世話になっておりますが、この方々には【士】がついています

しかし私は【者】です

 

それはもう憧れました!その士という名称に!

 

この士業の方はお客様から生、先生』と呼ばれ、

私は『樋口さん、樋口さん』と呼ばれ、士と者だとこんなにも違うものか・・・と。

(まあ呼び捨てでないだけマシですが・・・)

 

いつかは士業資格を取ってみたい!と思いはや30有余年が経ち、

資格試験の参考書や過去問題集もどっさり購入しましたが、すべてはBOOK OFFへ・・。

 

とまぁ名称の違いがあれど、契約に先立ち重要事項説明は取引士が行います。

不動産会社によってはいまだに資格の無い営業マンにさせたり、

資格はあってもただ書面を読むだけのケースもあるようですので要注意です!

 

以前当社でアパートの住み替え契約をお手伝いさせていただいたお客様に、

いつも通リ重要事項説明を読み上げるだけではなく、その内容まで噛み砕いて説明した際に、

そのお客様から、『住み替え前の不動産屋さんでは事務の方から、

重要事項説明書は良く読んで内容を確認しておいて下さいね、と手渡されましたよ』

とお聞きし同業者としてビックリ唖然しました・・・

 

賃貸契約、売買契約を問わず契約に先立っては必ず重要事項説明を受け

その際には取引士の免許証を確認させていただき

良く内容を理解したうえで契約手続きに進みましょう!

 

 

ではまた~。

 

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