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おやじによる
おやじブログ

2022.08.10おやじの活動報告

200Vの家電製品を持ち込む場合には事前確認を

とある賃貸物件で契約も済み、
引っ越しの鍵渡しをするだけの状態でのトラブル発生です。
その入居者さんが持ち込むエアコンが
200Vであるため契約した物件では
エアコンがすぐに使用できないことが判明しました。
当社管理物件に大手不動産FCチェーン店が
客付けをしたのですが
契約時には200Vのエアコンの事は
まったく聞いておらず、
入居者さんは「このくそ暑いのにどうしてくれるんですか!!!!」
と怒り心頭です。
設備状況を仲介会社がどのように入居者さんから聞き
どのように回答したかが不明ですが、
先ずはこの入居者さんの怒りを鎮めることが第一優先です。
すぐに客付け会社へ連絡し担当者を呼びますが
案内に出ています」とのことなので
責任者に事情を説明し現地まで赴いていただきます。
来る途中担当者と連絡をとりあって
話しを確認してきたと思われるのだがどうもあやふや。
聞いていたのに当社に連絡しなかったのか、
聞いたけど大した問題ではないと流してしまったのか、
入居者さんの勘違いなのか。
聞いた聞かない、
言った言わない発展しそうな雰囲気があるものの、
何れにしてもこの200V問題を解決してあげないことには
入居者さんのエアコンが使えないわけだから、
改修工事を優先しなければいけません。
何時も電気工事関係で
お世話になっている電気工事業者さんへ連絡
200Vエアコンである旨の事情を説明し
現場を確認してもらいます。
理系が全く理解できない私にとっては
電気業者さんの言葉はお経のように
頭のなかを駆け巡るだけですが、
問題無く工事ができることだけは理解でき
早速大家さんへ一報いれます。
理解できない私が大家さんに説明しても
チンプンカンプンになるだけなので
業者さんから噛み砕いて大家さんへ
説明と許可をとっていただきました。
この電気工事は有資格者でないと
絶対にしてはいけない危険が伴う工事ではありますが、
業者さんとしては慣れた工事なのか
スムーズに何事もなかったかのように
サクサク進めていただき入居者さんもひと安心です。
最後の問題としてこの工事費用をどうするか、
また退去時の原状回復についてはどうするのかを
当社と仲介会社での話し合いです。
最初に聞いていれば大家さんに事前に説明し
判断してもらえましたが、
引っ越し当日では良いも悪いもなく
事前の打合せすらできません。
たいへん理解のある大家さんであったため
工事費用の負担のみ認めていただき原状回復費用は
仲介会社が入居者さんの了解を取りつけ
文書を取り交わすことで一件落着です。
 
日本の家電製品の多くは100V用ですが、
近年200Vのエアコンを持ち込む方も
増えているようですので、
必ず事前に確認し大家さんの了解を得ておかないと
たいへんなトラブルに発展してしまいますので
気をつけましょう。