おやじによる
おやじブログ
2020.04.28おやじの日常
大切なマイホームを購入するのに『〇百万円の値引き!』っていったいどうなの?
毎週金曜日に信濃毎日新聞社さんから発行されている
『信毎住宅情報』に沢山の不動産情報が掲載 されています。
物件を探す購入者の方は一生懸命目をこらして物件の詳細を確認していきます。
私たちも世の中の不動産状況を確認する意味でも必ず目を通してはいますが、
先日の広告で驚いたのが、某建築会社さんが出していた
建売住宅の『〇百万円の値引き』広告です。
当社でも建売住宅や中古住宅をリフォームしての再販等、
売主として物件の販売をしてはいますが
これほどの値引きをしたこともなければ要求されたこともありません。
仮に2,500万円の物件として200万の値引きとした場合には8%相当です。
こんなに値引きが出来るなんて、売主は原価を一体いくらで仕入れたのでしょうか。
そもそもの利益はどれくらい見込んでいたのでしょうか。
営業活動をするうえで当然利益を確保しなければならないのは当たり前ですが、
こんな出鱈目な価格 設定ってあり得るのでしょうか。
野菜や果物のワゴンセールではないですから
『さあさあ残り物だから値引くよ!』なんて言われて じゃ購入しますか、
なんて答えられますかね。
夢と希望のマイホームを求めて金融機関と何回も打合せをして購入する
高価な物件なのに蓋を開けたら 〇百万も値引かれた物件だったらどう思いますか。
購入者さんの考えはそれぞれですが何か売れ残りものを掴まされた感じもします。
大手の建設会社は同時に何棟もの建売住宅を販売しているので
回転良く物件を販売していかないと 次の物件を手掛けることも難しいのでしょうが、
不動産を軽く見られた感じがして納得いかない広告でした。