おやじによる
おやじブログ
2021.08.26おやじの日常
家を建てる一番大事な地盤調査を改ざんしてしまうとは
住宅、アパート、ビル等建物を建築する際には、
先ずは地鎮祭が執り行われてから
いよいよ『地盤調査』が始まります。
この地盤調査はその地盤が
どの程度の建物の重さに耐えられるか、
また沈下していくかを調査することです。
今まで空き地になっていた
土地や住宅を解体して
更地になった土地がフェンスで囲われ、
その中で「穴を掘り始めている」が調査開始の合図です。
大きな現場になれば高さ4m程度でやぐらを組み、
ドスンドスンと温泉を掘るが如く
地下に穴を掘っていきます。
この調査で土地が軟弱なのか、
何m掘れば建物を支えるのに
適した硬い地層まで到達するか等を調べる、
建物の基本中の基本の一番大事な調査です。
この調査結果を基に建築会社では、
建物が傾かない様にするにはどうするか協議を重ねていき、
施主に対して説明や場合によっては
地盤を改良する費用が発生することを説明していきます。
そんな大事な作業を行う会社が
なんと『データ偽装』していたというから驚きです。
松山市にある地盤調査会社が
33件ものデータを偽装していたことが判明し
再調査をしたところ建物には影響を及ぼさないと
会社発表しているのだとか。
この地盤調査会社で調査し建物を建てた施主さんは怖いですね。
家の下がどうなっているかは
自分では見たこともないし、
まず見れるものではないので信用するしか
ないものをよりによって『偽装』されてしまえば、
「大丈夫ですよ」と言われて
「はいそうですか」とは返答できませんね。
建築会社によって違いはあるかと思いますが、
請負契約金額に地盤調査費用が計上されている場合もあるのに
それを偽造するのであれば
契約そのものが違反になるのでないかと思います。
建築会社の選定も大事ですが
それを縁の下の力で支えてくれる協力会社の存在も大切です。
今回販売させていただいた当社の稲田2丁目新築住宅には
株式会社秀光ビルドさん
協力会社の株式会社日建エンジニアリングさんから
地盤保証制度『保証書』が発行されていますので
購入者様にも安心いただけます。
間取りや外観、設備も大切ですが、
地盤調査は「基本のき」ですから
信用できる会社か確認することも
良い建物を建てるポイントですね。