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2025.11.04スタッフのつぶやき

13年間連帯保証人がいなかった賃貸借契約

途中で建物管理を引継いだ建物での出来事です。
引継ぎに際して前の管理会社さんから
契約書を確認させていただく
ひと部屋だけ契約開始から
一度も建物更新契約の手続きをしていな
部屋がありましたので
「更新しなくて良いのでしょうか」と確認すると、
大家さんから直接お話しをいただき
契約しただけなので更新はしていないとのこと。
更新しないのは大家さんも承知だから大丈夫なのか?
もやもやする部分はありましたが、
管理引継ぎから1年経過したところで、
大家さんから弊社へ
リアルトさん長い間更新していない○○号室だけど入居者も保証人も高齢者だからこのあたりで一度安否確認してくれないか」
と連絡をいただきました。
引継ぎということもあり入居者さんとは面識もないし、
更新はしていないけど
経過年数からいくと今年が更新時期になるし
丁度良いので先ずは入居者さんに連絡をして
入居状況や保証人の確認をとらせていただきました。
ふたを空けてビックリだったのは何と
連帯保証人さんが既に亡くな
13年も経過していたことが判明。
大至急他の親族さんに連絡をつけていただき
先日一同が顔を合わせ今後についての会議を開催しました。
至急保証人さんの変更をお願いし、
高齢である入居者さんの処遇も
確認いただくことで話し合いはつき
何とか胸をなで下ろしましたが、
大家さんも「更新契約」の大切さを感じていただきました。
入居者さんが高齢なのでその保証人となれば
更に高齢ですから万一は考えられるが
入居者さんを信頼しすぎていた為
契約内容の確認が出来ていなかったのが
今回のマイナス点です。
今回の案件は入居者さんのお身内が
保証人になっていただくことを
真剣に検討引き受けいただいたから
事なきを得ましたが、
これが人間関係がこじれてしまっている親族であれば
話しはどうなったかわかりません。
最近の賃貸借契約は保証会社が介在しているので
保証人の心配はありませんが、
昔の契約には「保証人」でやっている
契約は残っていますので
2年毎の更新契約は絶対に行うべきです。
これは単に契約を更新するだけではなく、
契約者の勤務先や入居者概要の変化、
保証人に変更がないか等
重要な項目に関して確認をします。
特に管理を定めず
賃貸借契約を締結している大家さんの場合には
新契約を放っておくケースが見受けられますので
要注意です。
全ての案件が今回のように丸く収まるとはいかず、
もめてしまうケースもありますが、
早めの対策をしていきましょう。
賃貸借契約で困ったことがあれば
リアルト長野(06-217-8533)まで御相談下さい。

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